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相次ぐ僧侶の女性スキャンダル 警察が僧侶の不祥事を専門に取り扱うセンター開設

タイ中部ナコンサワン県の寺の住職だった男性(67)に不正の疑いが浮上し、警察庁中央捜査局(CIB)が現在、捜査を進めている。

この元住職にがカツラをかぶり、付き合っているとみられる女性(57)を抱擁している写真が現在出回っているほか、約10年間中断したままとなっているナコンサワン仏教徒公園プロジェクトに絡み不正を働いた疑いもあり、捜査当局が調査中だ。

この元住職は7月19日夜、ナコンサワン県のナコンサワン寺で副住職が執り行った還俗セレモニーにより仏門を離れたが、元住職は還俗理由を健康問題と説明している。

捜査当局によれば、元住職は問題の女性と15年ほど前から付き合っており、また、この女性は複数の車、宝石、土地など所有しているが、その購入資金は出所不明という。

なお、タイ仏教である小乗仏教は戒律が厳しく、僧侶は女性に触れることも禁じられているものの、不届きな僧侶も複数おり、以前から僧侶絡みの女性スキャンダルが起きていた。最近は僧侶絡みの不祥事が立て続けに表面化しており、仏僧・仏教に対する人々の信頼が揺らぎかねない事態となっていることから、CIBは最近、僧侶絡みの不祥事を専門に取り扱うセンターを開設した。

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