駅エレベーター設置の遅れめぐる訴訟で身障者側が敗訴 「都庁に責任ない」
バンコク高架電車「BTSスカイトレイン」の駅に身体障害者用エレベーターの設置が遅れている問題で、身体障害者グループがバンコク都庁に責任があるとして都庁に対し14億バーツの賠償を求める訴訟を起こしていたが、中央行政裁判所は3月4日、都庁に責任はないとの決定を下した。
裁判所によれば、エレベーター設置が遅れているのは駅の建物の構造的問題に起因しており、これは都庁の権限の及ぶ範囲を超えており都庁に責任はないとのことだ。
ただし、身体障害者グループは今回の決定を不服として最高行政裁判所に上訴する構えを見せている。