タイ南部2県で爆弾事件 副首相「政府の信用失墜を狙った犯行」
タイ南部2県(サトゥン・パタルン)でこの数日に起きた爆弾事件について、国防省のコンチープ報道官は3月10日、プラウィット副首相兼国防相が「損失を被って政府の信用を落とそうとした者の仕業である可能性がある」と指摘した。
サトゥン県では9日夜、4カ所で爆弾が爆発。パタルン県では爆発した爆弾と爆発物処理班によって処理された爆弾が合計10個にのぼった。
タイでは最南部3県でイスラム過激派のテロが頻発し治安の悪化した状況が続いているが、今回事件が起きたのはこれら3県に近接した2県。