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タイ国防省 対人地雷破壊計画をスタート ブラックリスト国の汚名返上へ

タイはいまだ数多くの対人地雷を保有しており、オタワ条約(対人地雷全面禁止条約)のブラックリスト国のひとつとなっているが、タイ国防省は8月6日、この汚名を返上すべく国内にある合計3033個におよぶ対人地雷を破壊する計画を東部サケオ県ワタナナコン郡で始めた。

サケオ県はカンボジアと国境を接しており、国境地帯に位置するワタナナコン郡は非常に多くの対人地雷が埋設されていたエリアのひとつとなっている。

計画開始式典でタイ軍の担当者は、計画実施に協力した日本、ノルウェー、米国、および国際機関に感謝の意を表明した。

なお、地雷除去のため設立されたタイ国地雷アクションセンター(TMAC)による2016年の調査・研究によれば、タイ国内で地雷が埋設されたエリアは420平方キロメートル以上で、そのほとんどがタイ・カンボジア国境地帯となっている。

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