プラユット首相 タイ最南部の道路整備指示 経済開発で治安改善
プラユット首相は8月7日、南部ヤラ県において、マレーシアと国境を接する県を結ぶ4車線道路の建設などを関係当局に指示したことを明らかにした。
タイ南部14県のうち、ヤラ、パタニ、ナラティワートの最南部3県はイスラム過激派のテロが頻発し、治安が極度に悪化しているが、この治安問題を解決するためにもインフラを整備して最南部の経済発展を促進することが不可欠と指摘されている。
首相によれば、ヤラ県はその地形から道路整備にはトンネルを掘る必要があり経費がかさむが、南部ではさらに多くの費用がかかる高速鉄道の整備も段階的に進められる予定という。