タイ航空 オープンスカイ見直しを当局に要請 「不利益を被っている」
タイ国際航空(THAI)のスメート社長は8月13日、関係当局に対し、タイが採用しているオープンスカイ(航空自由化)の方針により同社が不利益を被っているとして見直しを求めた。
THAIは近くこの方針により同社がどのような影響を受けているかを詳しく説明した報告書を運輸省など関係政府機関に提出する予定だ。
オープンスカイとは、20年以上前に米国で提唱された協定で、航空会社が2国間あるいは地域内の各国で、空港の発着枠・路線・便数などを限定するもの。スメート社長によれば、タイの航空会社に不平等な扱いをしている国もあり、オープンスカイがマイナス要因となっているという。
この点について一般市民に理解を深めてもらうためTHAIは近くフォーラムを開催する予定。