運輸相 バンからミニバスへの変更命令を緩和 新規事業者のみ
サクサヤム運輸相はこのほど、バンをミニバスに変更するという前軍政の方針を緩和したことについて、「運賃の値上げ回避に役立つ」などと釈明した。
前軍政の計画では、今年10月1日から使用年数が10年を超えたバンを旅客輸送サービスに使うことは許可されず、バンをミニバスに変更しなければならないとされていた。
しかし、ミニバスは1台約220万バーツ。購入できない者もいるため、老朽化したバンからミニバスへの切り替えを強制とせずに、定期的に陸運局による車体検査を受けることを条件に旅客輸送サービスにバンを継続使用することを許可することにした。
仮にミニバスへの切り替えを強制した場合、運営業者が運賃を引き上げ利用者に負担がかかる可能性が高いとする。
ただ、旅客輸送サービスを新規にスタートする場合は、バンを使うことはできずミニバスを使用しなければならない。