中国人とインド人のビザ免除に治安担当の副首相が反対表明
プラウィット副首相(治安担当)は8月19日、景気刺激策の一環として中国人とインド人のビザなし入国を認めて観光業を促進するという観光スポーツ省のプランに反対する考えを明らかにした。
同プランに対しては、先に外務省が安全保障上の問題が起きる恐れがあるとして慎重な姿勢を見せたが、プラウィット副首相も「中国とインドの人口はともに13億~14億人。2カ国の国民がタイに容易に入国できるようにすることには賛成できない」と述べ、ビザ免除に反対する考えを示した。