医療観光の日本人と米国人に90日の滞在許可付与を検討 保健相が提案
アヌティン副首相兼保健相によれば、医療拠点政策管理委員会がこのほど、タイ国内の医療機関で治療を受ける目的でタイに入国する日本人と米国人を対象に90日までのタイ滞在を認めることを提案した。これは、タイをASEAN地域における医療拠点にするという政府の方針に呼応し、医療観光促進するための措置。
タイでは昨年、医療観光からの収入が280億バーツあまりにのぼった。治療目的の訪タイについては、すでに中国、カンボジア、ラオス、マレーシア、ベトナムなど11カ国の国民に90日間のタイ滞在が認められている。