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違法薬物の新処罰基準にセーター首相が苦言 「1錠でも所持すべきではない」

タイ保健省が違法薬物の所持について覚醒剤の場合5錠に満たない場合は処罰対象から除外されることなどを決め、これが2月9日に官報で発表された。しかし、セーター首相は12日、「政府として見直す用意がある」とするなど不満を露わにした。

この首相発言は「違法薬物所持の処罰基準が緩すぎる。このままではタイは違法薬物だらけになってしまう」といった批判意見が噴出したことによるものだ。セーター首相はまた、「違法薬物は5錠であろうと1錠であろうと所持すべきではない。だが、保健省の新しい政策が有効かどうかを見極める必要がある」と述べ、しばらく様子を見る必要があるとの考えも示している。首相はさらに、政府が違法薬物が国が直面している大問題のひとつであると認識し、その解決に向けて努力を続けていることを力説した。

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