日焼け止めが珊瑚破壊の原因か 一部で観光客立ち入り禁止期間延長

海の生態系を回復させる時間が必要との理由で、タイ南部クラビ県ピピレイ島のマヤ湾などが10月1日以降無期限で観光客立ち入り禁止とされたが、国立公園事務所のソンタム所長はこのほど、マヤ湾の珊瑚礁が半分以上死んでいるのは日焼け止め製品に含まれる化学薬品が原因との見方を示した。

マヤ湾などは大勢の観光客が訪れることで海の自然が破壊されているとして6月1日から9月31日まで立ち入り禁止となったが、自然を回復させるには不十分だったことから10月1日以降も立ち入り禁止となった。

同所長によれば、マヤ湾の珊瑚は観光船による投錨や船のスクリューなどによっても傷つけられているとのことだ。

関連記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る