シカの体内から大量のプラスチックごみ 当局が対策打ち出す
北部ナーン県の国立公園内で死んでいたシカの体内から大量のプラスチックごみが見つかったことを受けて、国立公園野生動植物保護局はプラスチックごみなどを減らす方策を考案、発表した。
ワラウット天然資源環境相によれば、具体的には公園の入園者に黒いポリ袋を渡して、その中にゴミを入れ、公園を出る際にレーンジャーにポリ袋を渡してもらう。
集まったゴミを分別し、リサイクル可能なものを販売し、公園の管理費などに充てるとのことだ。死んでいたシカは推定年齢10歳、体重約200キロのオスで、体内から出てきたプラスチックなどのゴミは合計7キログラムに及んだという。