テロ激化のタイ南部で二重国籍者の人数を再調査 タイ陸軍
アピラット陸軍司令官は12月23日、南部パタニ県ヤラン郡の国内治安作戦司令部(ISOC)第4地域本部を訪れた際、マレーシア国境近くに住む南部の住民の中に二重国籍者が何人いるかを再度調査しているところだと説明した。
南部14県のうち最南部3県と隣接するソンクラ県の一部などではイスラム過激派によるテロが頻発し、治安が極度に悪化しているが、犯人の中にマレーシアの過激派とつながりのある二重国籍者がいて、タイとマレーシアを自由に行き来しているとされる。
関係筋によれば、1993年に実施された調査では、南部の二重国籍者は3万人を超えていたとのことだ。