大気汚染悪化 プラユット首相が整備不良車使用禁止に言及
バンコク首都圏では大気汚染の悪化が問題となっているが、プラユット首相は1月10日、インターネットへの投稿で、安全基準を超えた汚れた排ガスを出している自動車を使用禁止にする必要があるとの考えを示した。
首相によれば、排ガスに問題のある車両には厳しい車体検査・修理を受けさせてから使用を許可する必要があり、それができない場合は没収されることになるという。
なお、公害対策局によれば、10日朝の時点でバンコクの全50区のうち43区でPM2.5濃度が安全基準を超えていた。また、全国でPM2.5濃度が最も高かったのはバンコクの西隣サムットサコン県だった。