バンコク都知事 「1人でも反対ならチャオプラヤ川遊歩道計画は取りやめ」
バンコクでチャオプラヤ川沿いに14キロに及ぶ遊歩道を建設する都庁の計画について中央行政裁判所が2月5日、建設差し止めを決めたが、これを受けアサウィン都知事は6日、「反対する人が1人でもいたら計画を取りやめる」と明言した。
計画には地元民や専門家から反対意見が出ているが、都知事は「反対者に話し合いを呼びかけているが、誰も話し合いに応じない。話し合いの結果、反対する者が1人でもいたら計画は取りやめる」としている。
なお、長期間中断されたままとなっている同計画には政府から83億バーツが割り当てられているが、うち13億バーツがすでにほかのプロジェクト用の土地収用に使われているとのことだ。