「パニックにならないでほしい」 ソムキット副首相が呼びかけ
ソムキット副首相(経済担当)は2月6日、バンコクで開催された経済フォーラムの席上、新型コロナウイルスの感染拡大や経済問題の深刻化を懸念する声が出ていることに対し、「タイはこの難局を乗り切ることができる。パニックにならないでほしい」と国民に呼びかけた。
副首相によれば、昨年3月の総選挙以来ほぼ1年にわたってタイ経済は嵐に次ぐ嵐に見舞われているが、タイは最終的にすべての嵐を克服することができるはずであり、国民には政府を信じてほしいとのことだ。
なお、タイを襲った最初の嵐は、総選挙後7か月も新政権誕生が遅れ当局が予算執行に相当苦労したこと。第2の嵐は米中貿易摩擦としている。