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銃乱射事件で陸軍トップが謝罪 犯行動機とされる官民合同プロジェクト見直し

タイ東北部ナコンラチャシマ県で32歳の陸軍兵士が商業施設で銃を乱射するなどして30人が死亡、58人が重軽傷を負った事件で、アピラット陸軍司令官は2月11日、事件が起きたことを謝罪するとともに、陸軍で実施されている不健全なプロジェクトが犯人の動機となった可能性があることからこのようなプロジェクトを廃止する方針であることを明らかにした。今回問題視されたのが民間との協力で実施されているプロジェクトで、住居や融資に関する案件が含まれるという。

兵士は商業施設で乱射事件を起こす前に上官とその義母を殺害しているが、アピラット司令官は、兵士が上官とその親族からひどい扱いを受けていたことを認めている。

なお、司令官は、「(任務以外で)人に向けて銃の引き金を引いた時点でその者は兵士でなく、犯罪者である」と述べ、軍を責めないでほしいと訴えた。

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