チェンマイの大気汚染が過去最悪に PM2.5濃度が安全基準の12倍
観光地として世界的に知られた北部チェンマイ県で3月25日、PM2.5の濃度が過去最悪の592マイクログラム/立方メートルに達した。これは安全基準の12倍に及ぶ濃度であり、ムアン郡(県庁所在地)にある国立チェンマイ大学メーヒア・キャンパスで観測された。大気汚染の悪化は森林火災が最大の要因という。
なお、これを超えると健康被害が懸念されるという数値であるが、世界保健機関(WHO)は25マイクログラム/立方メートルとしているが、タイでは50マイクログラム/立方メートルとされている。