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一部の競走馬オーナーらがアフリカ馬疫ワクチン接種を拒否

感染力が強く致死率の高いアフリカのウイルス性風土病であるアフリカ馬疫(AHS)に感染してタイ国内で500頭以上の馬が死んでいることから、畜産開発局が馬を守ろうとワクチン接種を進めているが、一部の馬主が接種を拒否している。

東北部ナコンラチャシマ県の競走馬の馬主団体の幹部であるスントン氏によれば、同県パクチョン郡で複数の馬がワクチン接種後に死んだという報告があるが、当局がワクチンが有効でワクチン接種で馬が死ぬことがないと確約していないことから馬主はワクチン接種を受けさせないことにしたという。

コンケン県、ウドンタニ県、チェンマイ県などの馬主団体とも意見を交換しているが、ここでもワクチン接種を受けさせないことに賛同が得られたとのことだ。

同氏は、問題を根本的に解決するため、プラユット首相に対し、誰がタイにAHSを持ち込んだかを突き止めて、責任をとらせるよう求めている。

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