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医学博物館に展示されていた殺人犯のミイラを火葬へ

バンコクのシリラート病院にあるシリラート医学博物館に約60年にわたって展示されていた、シーウィという名の連続殺人犯の男のミイラ状の遺体について、矯正局は7月20日、バンコクに隣接するノンタブリ県ムアン郡(県庁所在地)の仏教寺院で23日に荼毘に付すことになったと発表した。

この遺体には長年にわたり「殺害した複数の子供の肉を食べた」との説明が添えられていたが、「人肉を食べたか証明できない」として「人肉」に関する説明が昨年撤去。その後、以前から「処刑された人をさらし者にしているのは問題」といった批判も出ていたことから遺体の展示も取りやめになっていた。

同局によれば、シーウィは1958年に東部ラヨン県で7人の子供を殺害し、その内臓を煮て食べたとされるが、本人は殺害は認めたものの人肉などを食べたことは否定していた。翌59年9月、シーウィは32歳で銃殺刑に処されている。

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