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タイ北部のダム建設計画 地元住民が集会で反対表明

タイ北部プレー県ソーン郡で8月30日、地元住民数百人が集会を行い、メーヨム国立公園内で建設が予定されているケーンスアテン・ダム計画に反対を表明した。この計画により環境が破壊されるほか、住民の住むエリアが浸水する恐れがあるという。

住民らは集会で農協相、法相、建設推進派の議員に似せた人形を焼くなどして気勢を上げた。

ケーンスアテン・ダム計画は水力発電のために約40年前に打ち出されたものだが、地元住民の反対で政府は実施を断念。数年後に政府は貯水施設として建設しようとしたが、これも住民の反対で中止に追い込まれている。地元住民によれば、ダムは水害問題の解決にほとんど役立たないため、建設する必要はないとのことだ。

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