タイ気象局 市民に猛暑への警戒呼びかけ 最高気温予想は44.5℃
タイ気象局は4月1日、今月は全国的に気温が上昇し、ところによっては強い雨で気温がやや低下することがある見通しだが、最高気温が44.5℃程度に達する可能性もあるとの予報を発表した。
タイの3~5月は1年で最も暑く、4月13日のタイ旧正月を祝うソンクラン祭で盛大に行われる水かけはこの季節に適した行事となっている。気象局によれば、4月7日ごろまでは全国的とりわけ東北部と東部が「暑い」もしくは「極めて暑い」ほか、8日から10日にかけてはベトナム北部上空の冷気の影響でタイではところにより雹を伴う夏の嵐に見舞われる可能性があるという。
また、防災局によれば、2018年から現在までに熱暑が原因とみられる体調異常や持病悪化で合計139人が死亡しているが、月別では4月の死亡例が最多となっている。昨年1年間に限ると13~75歳の37人が熱暑が原因で死亡したとされており、うち34人が男性だった。