タイ保健省キャンペーン タイ国民の塩分摂取量を5年間で3割削減へ
保健省疾病管理局によれば、同省は塩分濃度の低い食事をとるよう呼びかけるキャンペーンを展開することでタイ国民の塩分摂取量を5年間で30%減らすことを目指す。
塩分の過剰摂取は健康に影響するとされており、世界保健機関(WHO)では、塩分摂取量を1人当たり1日2000㎎、ティースプーン1杯以下に抑えるよう推奨しているが、タイ人の平均摂取量はその2倍に及ぶという。
なお、塩分の過剰摂取は慢性腎臓病(CRF)のリスクを高めるとされており、タイ国内の慢性腎臓病患者は約760万人に達している。