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タイ政府が狂犬病撲滅を計画 今年は3人が感染

保健省疾病管理局によれば、政府は4段階の狂犬病対策を実施することでタイをASEAN初の狂犬病の発生がない国にすることを目指している。

タイを含む東南アジアでは毎年、狂犬病に感染した犬にかまれるなどして感染・死亡するケースが報告されている。ただ、同局のオパート局長によれば、タイでは今年、人が狂犬病に感染したケースはわずか3例しかなく、近年では最も少ないという。

狂犬病は狂犬病ウイルスに感染した犬、コウモリ、猫などにかまれたり、なめられたりすることで感染する。感染から発症まではかまれた部位によって大きく異なり、潜伏期間が数年に及ぶケースもあるが、発症した場合の死亡率はほぼ100%。このため、感染者の命を救うには速やかにワクチン接種を受けることが肝要となる。

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