教育当局が年少者への電子タバコ蔓延懸念 小学一年の喫煙者も 所持品検査徹底へ
基礎教育委員会(OBEC)は年少者の電子タバコ喫煙者が増加傾向にあることから、喫煙者をこれ以上増やさないよう持ち物検査などの厳しい措置を導入することを検討している。
ティーOBEC副事務局長は、「政府は中学生(13~15歳)で電子タバコを喫煙している者が増加していることを懸念している。6~7歳の小学1年生が電子タバコを吸っていたケースも報告されており、プムプーン教育相、スラサク副教育相、タヌOBEC事務局長から私に対策を講ずるよう指示があった」と話す。また、タイではタバコも電子タバコも麻薬とされていないものの、健康被害が指摘されている点を教育関係者や学生に充分理解させる必要があるとのことだ。
電子タバコはタイでは違法であるが、バンコクでは若者の関心を惹くためかアニメのキャラクターなどを図柄に使った電子タバコ用リキットも販売されていた。