タイ南部リペ島訪問中の大使が突然死 急性心疾患か
アンダマン海に面する南部サトゥン県で5月30日、観光地のリペ島を訪れていた駐タイ・ウクライナ大使のアンドリー・ベシュタ氏(45)が宿泊先で激しく嘔吐した後に気を失って死亡した。
一緒に島に来ていた息子(17)によれば、大使は29日午後11時ごろ部屋に戻ってきて翌30日午前4時30分ごろ、激しく嘔吐した後に意識を失って死亡したとのことだ。地元警察には午前5時半ごろ、大使死亡の報告があったという。
関係筋によれば、部屋に何者かが侵入した形跡や外傷はなく、大使の遺体を解剖した病院によれば、死因は急性の心疾患と考えられるという。