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HIVと梅毒の垂直感染率引き下げ WHOがタイを表彰

サティット副保健相によれば、タイはHIV(ヒト免疫不全ウイルス)と梅毒について、母親から胎児への垂直感染の割合を減らすことに成功しており、このほどWHOから表彰されたという。

HIVに関しては、垂直感染の割合は年間2%以下、50例以下に抑えられている。垂直感染の防止は母子の健康に関する全国的な保健キャンペーンに組み込まれており、また、近隣国からの出稼ぎ労働者などもキャンペーンの対象に含まれている。

なお、国連の統計によれば、2019年におけるタイ国内のHIV感染者は約47万人で、うち3300人あまりが14歳未満となっている。

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