バンコク都知事が見解 「深刻な洪水は起きない」
アサウィン・バンコク都知事は10月7日、今のところチャオプラヤ川の増水でバンコクが深刻な洪水に見舞われる恐れはないとの見解を示した。チャオプラヤ川の状況であるが、中部アユタヤ県バーンサイ郡で流水量が毎秒3069立方メートルで、バンコクのパーククロンタラート地区における水位は平均海面を1メートル76センチ上回っているとのことだ。
一方、防災局によれば、東北部では主要河川のムーン川が増水しており、5県で溢水のために洪水が起きかねない状況という。ブリラム県、スリン県、ロイエット県、シサケート県では8日から11日、ウボンラチャタニ県では16日から20日の期間中にムーン川が溢れる恐れがあるとのことだ。