ナコンラチャシマ県の刑務所2カ所で600人超えるコロナ感染確認
タイ国内の刑務所は過密が問題となっており、以前から新型コロナの感染拡大が報告されているが、東北部ナコンラチャシマ県の感染症委員会は11月7日、同県内の刑務所2カ所で625人あまりの新型コロナ感染が確認されたと発表した。
まず県の保健当局者およびゴールデンゲート病院のスタッフがナコンラチャシマ中央刑務所で抗原検査キットを用いて受刑者と刑務官など約2000人を対象に検査を実施。その後、陽性者について、マハラート・ナコンラチャシマ病院でPCR検査を行ったところ、416人の感染が確認された。
また、これとは別に女性受刑者の施設でも検査が行なわれ、209人の感染が判明したという。