タイの交通事故死は1日平均48人 健康促進基金が関係当局に取り締まり強化を求める
交通事故などの問題に取り組んでいるタイ健康促進基金はこのほど、タイでは交通事故が多発し、1日平均48人が交通事故で死亡しているのは法律が遵守されていないのが大きな原因だとして、関係当局に対し交通違反の取り締まりを厳しくするよう要請した。
下院道路安全小委員会のスラチャイ委員長によれば、保健省の統計では昨年1年間にタイでは交通事故で1万7498人、1日当たり48人が死亡。交通事故で年間1000人あまりが負傷し身障者になっているという。
なお、人口がタイの約2倍の日本の交通事故死者数は、1970年の1万6765人がビークで、それ以降は減少しており、一昨年2022年は3541人だった。