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タイ政府とバンコク都庁が煙害対策を強化 焼き畑栽培の農作物売買禁止など検討へ

タイが大気汚染が悪化する季節である涼期に入ったことを受け、ペートンタン首相は10月29日の閣議でデジタル経済社会省、天然資源環境省など関係当局に対し、効果的な煙害対策を速やかに打ち出すよう指示した。

年末年始を挟んだ数か月間の涼期は一部南部を除き雨がほとんど降らず、大気が停滞しがちであるため、近年とりわけ北部と首都圏で大気汚染の悪化が起きている。

首相によれば、煙害対策の一環として、焼き畑をした農地で栽培されるトウモロコシやサトウキビの売買禁止が含まれる可能性もあるという。

一方、バンコク都庁は、大型車両が黒煙をまき散らしながら走行するのを問題視。バンコク中心部の大気汚染悪化エリアに整備不良の6輪以上のトラックが進入するのを禁止する予定だ。

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