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仏教関連祝日の禁酒措置 主要空港は例外で酒販売が可能に アルコール飲料規制委が決定

仏教徒が人口の大部分を占めるタイでは、仏教の不飲酒戒に則って仏教に関連する祝日はアルコール飲料の販売・提供が禁止されている。だが、7月5日に開かれた政府のアルコール飲料規制委員会で、タイ空港社(AOT)が管理・運営する主要6空港(スワンナプーム、ドンムアン、チェンマイ、チェンライ、プーケット、ハートヤイ)においては観光促進と観光収入拡大のため、主要仏教関連祝日にも酒を販売することができることが決まった。これまで酒類販売が禁止されていた仏教の祝日は、三宝節(Asarnha Bucha Day)、仏誕節(Visakha Bucha Day)、万仏節(Makha Bucha Day)、入安居(カオパンサー)、出安居(オークパンサー)。

同委員会で議長を務めたスリヤ副首相は、「仏教祝日に主要空港で酒が販売できるとなれば、観光収入が増えることになる。ただ、この件に関する首相府の発表を改める必要があるため、例外的な酒販売がいつから可能になるかはまだ決まっていない」と説明している。

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