今年9月退官のタイ中銀総裁が入閣を否定
今年9月に5年の任期を満了してタイ中央銀行総裁を退官するウィラタイ氏について、「内閣改造で経済閣僚ポストに就く」と一部で報じられたが、本人にその考えは全くないという。
間もなく行われる見通しの改造では、新型コロナで大打撃を受けたタイ経済を可能な限り早期に再生させることが政府に求められていることから、経済閣僚の人選が目玉とみられている。
ウィラタイ氏は、「マスコミで『私に経済閣僚としての入閣の打診があった』と報じられた。私への首相の信頼に感謝したいが、首相には『いかなる閣僚ポストも受けることはできない』とお伝えした」と話している。