保健当局 非常事態宣言をさらに1カ月延長
新型コロナウイルス感染症対策センターは7月22日、有効な新型コロナ対策を打ち出すことを理由に発出された非常事態宣言を8月31日までさらに1カ月間延長することを承認した。
また、宣言のもとでは感染拡大防止のために集会が禁止されているが、これについて政府を批判する動きがあるため、今回の宣言延長に伴い集会禁止が解除されることになった。
同センターのタウィーシン広報担当は、「非常事態宣言は7月31日までとされていたが、世界的に新型コロナの感染拡大が続いているなかでタイは外国人の入国制限や社会経済活動の制限を緩和しようとしていて感染が増える恐れがあることから宣言の延長が必要になった」と説明している。