非常事態宣言 新型コロナ対策本部が1カ月延長で合意
有効な新型コロナ対策を講ずるためとして発布された非常事態宣言について、新型コロナウイルス感染症対策センターは8月21日、プラユット首相を議長として開いた会議で、9月30日まで1か月間延長する必要があるとの判断に至った。非常事態宣言については、国家安全保障会議(NSC)が20日、感染症法の改正が済んでいないことから延長を承認していた。
度重なる同宣言延長には「宣言のもとでの当局の権限強化を政府が政治的に利用している」といった批判が出ているが、ソムサクNSC事務局長は、「宣言を反政府集会の規制に使うことはない」と明言している。