タイ国内の消費行動が徐々に回復 タイ中銀が発表
タイ中央銀行によれば、今年2月はタイ経済が徐々に回復していることが数字に表れているという。その要因として、❶個人消費の対前年同月比減少率が1月の4.5%から2月は2.1%に改善したこと、❷新型コロナの感染拡大スピードが落ちていることーなどが挙げられるという。
また、国内消費の対前月比増減率であるが、2月がプラス3.4%となり、1月のマイナス3.6%から幾分改善した。中銀経済政策局のチャヤワディ氏は、「2月はほぼすべての分野で個人消費が拡大した。感染対策の制限措置が緩和され特に非耐久消費財の売れ行きが伸びた点が大きい」と説明している。