チェンマイでも感染者が急増 ロックダウンは不要と
タイの主要な観光地のひとつ、北部チェンマイでも新型コロナの感染者が急激に増加しており、保健当局が懸念を強めている。チェンマイ県における1日当たりの感染者数はここ数日、200人を超えていて4月13日にも260人を数え、累計感染者数は1260人に達した。また、保健省疾病対策局によれば、複数の県が高感染リスクとなっているものの、感染拡大は限定的であり、全国規模のロックダウン(都市封鎖)を実施するレベルには達していないという。ただ、同県の保健当局者は、「今後も毎日新規感染者が200人を超えるようだと県内の病院は感染者を収容しきれなくなる」と危機感をあらわにしている。