JSCCIBがタイ経済成長見通しを下方修正
タイ商業・工業・金融合同常任委員会(JSCCIB)はこのほど、今年のタイ経済成長見通しを1.5~3%から0.5~2%に下方修正したことを明らかにした。これは輸出の回復が期待されるものの、新型コロナの感染第3波の影響が深刻であることなどを考慮した結果という。
タイ工業連盟(FTI)会長を務めるスパンJSCCIB会長は、「感染第3波が今後どうなるかまだわからない。国民の購買力と雇用に影響し、経済回復にさらに時間がかかる恐れがある」としている。JSCCIBは、FTI、タイ貿易院、タイ銀行協会の民間3団体で構成される組織。