ミャンマー国境近くの工場3カ所で従業員の半数が感染
ミャンマーと国境を接する西部ターク県からの報道によれば、国境に面するメーソート郡でメーソート病院が工場3カ所を対象に新型コロナ検査を実施したところ、これらの工場で働くミャンマー人とタイ人の従業員合計840人のうち452人の感染が判明したという。陽性者はメーソート病院や臨時医療施設で治療を受けることになった。
医療関係筋によれば、ターク県では多くのミャンマー人が工場で働いているが、その多くはバンコクで働いている時に新型コロナに感染してバンコクから逃げ出してきたミャンマー人とのことだ。メーソート郡のある女性医師は、「これまで新型コロナウイルス感染者は他国からタイに入ってきた。だが今はタイ中心部からメーソートに来ている」と話している。