８月の消費者信頼感指数が過去23カ月で最低に

タイ商工会議所大学（UTCC）によれば、８月の消費者信頼感指数が39.６ポイントに落ち込み、過去23カ月で最低となった。また、新型コロナの感染拡大とそれに伴う制限措置の強化による景気低迷などで同指数は８月までの６カ月間連続して前月を下回った。

タナワットUTCC学長は、指数下落の要因について「感染対策の制限措置の強化が国民の生活に大きく影響しているほか、政府によるワクチン配布の遅れ、不安定な政治、景気回復が見込めないことなどが先行き不透明感を強めている」と説明している。