タイからの輸出　２月は16％成長　ウクライナ危機反映は3月以降

タイ商務省は３月24日、２月のタイの国際貿易は輸出も輸入も前年同月を16％以上上回ったと発表した。輸出は16.２％増の234億8000万米ドル、輸入は16.８％増の233億5000万米ドルに達した。

輸出拡大について同省は機動的な政府の貿易促進措置と世界経済の回復が要因と説明している。また、今年１～２月期については、輸出が前年同期比12.２％増の447億4000万米ドル、輸入が同18.７％増の471億4000万米ドルだった。

なお、チュリン商務相によれば、ロシア軍のウクライナ侵攻の影響は３月、４月のタイの貿易に顕著に表れるものと予想されるという。