航空産業、燃油値上がりが回復の障害に 観光業は回復の兆し
タイの格安航空会社、タイライオンエアの首脳によれば、タイの観光業は入国制限の緩和で回復の兆しが見えているものの、航空旅客サービスは燃料の値上がりがネックとなっていてなかなか回復できず、先行き不透明な状態が続いているという。
航空旅客では燃料費がコスト全体の30%を占めているが、現在の燃料価格はバレル当たり100~110米ドルとなっていて以前より値上がりしている。
一方、業界筋によれば、先にタイの入国制限が緩和されたことでタイを観光する外国人が増加しているが、今後はとりわけ日本との間でフライト数が増えることが期待されるという。