サル痘 濃厚接触者12人がタイで経過観察中
タイ保健省疾病対策局疫学課のチャクララット課長によれば、欧州からオーストラリアに行く途中にトランジットでタイに2時間滞在した人物がサル痘に感染していることが判明したことから、保健当局がタイにおける濃厚接触者12人の経過観察を続けている。濃厚接触者は同じフライトの乗客や客室乗務員などで、過去7日間は無症状だったが、経過観察は潜伏期間とされている21日間続けられる予定という。
ただ、同課長によれば、トランジットにおいて感染者は発症していなかったため、濃厚接触者が感染している可能性は低いという。