コロナ規制緩和でラオスからタイへの入国者が増加
ラチャダ政府副報道官は6月16日、タイと隣国のラオスがともに6月初めから新型コロナ対策の制限措置を緩和したことに伴い、とりわけラオスと国境を接する東北部ノンカイ県の国境通行所からタイに入国する人が大幅に増加していると報告した。
この制限緩和は経済再生を目的としたもの。現在、国境通行所はタイに入国しようとする人と車両で混雑している状態だ。同副報道官によれば、ノンカイ県の国境通行所は現在、入国者数の多さでスワンナプーム空港、プーケット空港、マレーシアと国境を接する南部ソンクラ県サダオ郡の国境通行所に次ぐ第4位となっている。
また、チュリン商務相は外務省に対し、ミャンマーおよびラオスと国境を接するタイ北部チェンライ県の国境通行所5カ所の再開をラオス側に申し入れるよう求めている。