工業団地の洪水対策 タイ工業省が見直しを指示
タイ工業省はこのほど、タイ工業団地公社(IEAT)に対し、国内にある67の工業団地がしっかりと洪水対策を講じているのかをチェックするよう指示した。タイは2011年に非常に深刻な水害に見舞われ、複数の工業団地が冠水して各方面に影響が及ぶことになったものの、いまだに複数の工業団地が対策の不備で洪水に見舞われる恐れがあるとされる。
IEATによれば、バンパイン工業団地、ハイテク工業団地、ナコンルアン工業団地などが位置する中部アユタヤ県やバンプー工業団地のある中部サムットプラカン県はほかの地域に比べて洪水が起きやすく、注意が必要とのことだ。