バンコク都知事 ラートクラバン工業団地の洪水被害を懸念
台風により洪水発生が懸念されるなか、バンコク都庁は9月28日、低地など洪水が発生しやすい場所での洪水防止に役立ててもらうため、合計250万個にのぼる土嚢を下水局を通じて提供することを明らかにした。都庁によれば、チャチャート都知事の方針に沿って、洪水が発生しやすい地区の住民に対し洪水対策への協力を呼びかけているとのことだ。
なお、バンコク都知事は都内でも最も洪水被害が懸念される場所のひとつとして、4万人以上が働くラートクラバン工業団地(バンコク都ラートクラバン区)を挙げている。洪水が起きやすく、また排水が困難で冠水が長期化する恐れがあるとのことだ。