タイのうつ病患者 3年で12%増化 精神科病棟を新設
タイ保健省健康情報センターによれば、タイでは大うつ病性障害(MDD、うつ状態だけが続くうつ病)の患者が増加傾向にあり、過去3年間で患者数が12%増加したという。これに伴い、同省精神衛生局(DMH)は全国の30の病院に新たに精神科病棟を開設した。MDDの患者数は2019年は3万247人だったが、昨年には3万3891人に増加している。
うつ病は、大うつ病性障害(単極性うつ病)と双極性障害うつの2つのタイプに大別され、後者は躁状態とうつ状態を繰り返す脳の病気となっている。