タイ政策金利 年内に2%まで引き上げか
タイ中央銀行は先ごろ開いた金融政策委員会(MPC)で政策金利を1.5%に引き上げることを決めたが、エコノミストたちからは政策金利が年内に2%、来年には2.5%にまで引き上げられる可能性があるとみているという。
MPCは昨年8月からこれまで4回連続で同金利を0.25ポイントずつ、計1ポイント引き上げているが、クルンタイ銀行のリサーチセンターであるクルンタイ・コンパスによれば、利上げは観光産業の盛り返しなどに伴うタイ経済の回復に呼応したもので、この傾向は来年まで続くことが予想されるとのことだ。