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中央選管が総選挙結果を非公式発表 最多議席は野党・前進党

5月15日午前10時30分、中央選挙管理委員会は投票後初となる選挙結果発表(非公式、開票率約98%)を行った。投票率は75.22%と前回(2019年)総選挙の74.87%を上回り、過去最高となった。

獲得議席数(全500議席)であるが、現野党・前進党150、現野党・タイ貢献党141、現与党・タイ威信党71、現政権党・国民国家の力党41、プラユット現首相の所属するタイ団結立国党36、現与党・民主党25となった。以下、チャートタイパタナ10、プラチャーチャート9、タイサーンタイ6、チャートタイクラー2、プアタイルアムパラン2となり、7政党が1議席を獲得した。

小選挙区と比例代表区の内訳であるが、小選挙区は前進党とタイ貢献党がともに112議席を獲得。第3位はタイ威信党の68議席だった。一方、比例代表区の得票数は前進党が1413万6838で38議席を獲得したのに対し、タイ貢献党は得票数1079万5470、獲得議29議席となり、前進党に後れを取った。なお、比例代表区の3位はタイ威信党で投票数112万406、議席数3。

今後、連立交渉に入るわけであるが、前進党の政策は他の政党にとり協働が難しいものがあるため、多くの有識者は難航必至としている。

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