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タクシン元首相のタイ帰国 しばらく延期か

長年にわたって事実上の亡命生活を続けているタクシン元首相は最近になってタイに戻りたいという強い希望を表明しているが、元首相の次女で、タクシン派・タイ貢献党幹部のペートンターン氏によれば、タイに帰国するのがしばらく先になる可能性があるという。同氏によれば、元首相とは11日夜にも話をしたが、タイ国内の政治状況が落ち着いてから帰国したいとの考えを示したとのことだ。

関係筋によれば、総選挙で最多議席を獲得した前進党のピタ党首が首相に選ばれ、同党を中核とする連立政権がすんなり誕生すると思われていたが、ここに来て新政権誕生が一筋縄では行かない可能性が高まっている。ペートンターン氏によれば、元首相は帰国の時期については首相選のあととか新政権誕生後とか具体的なことは何も言っていないが、政治的に落ち着いていない状況で自分が帰国して混乱に拍車をかけるようなことだけは避けたい考えだという。

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